記事内に商品プロモーションを含む場合があります
おはようございます!カロリーは力だと感じる、夢宮ひめりです!
カロリー制限の1番の問題点
1日の摂取カロリーを1500以内にしてるから、ケーキとジュースでご飯済ませるの♪
甘いの食べれてやせられるなんて幸せ~♡
それだと必要な栄養がとれないでしょ?
必要な栄養ってどんなの?
ビタミンとか、ミネラルとか……たんぱく質も必要じゃないかな
カロリー制限にそんなルールないよ?消費カロリーより摂取カロリーを抑えれば良いんだもん
摂取カロリーを1500に抑えても、1000まで減らしたとしてもケーキとジュースだけの食生活ではやせません。
でも、カロリーを制限さえすれば良いのがカロリー制限ダイエットなので、理論上ではOKとなります。
このことから分かるように、カロリー制限ダイエットでは「なにをどのくらい食べるべきか、どんな食品を避けるべきか」が一切指示されていないんですね。
逆にいえば、その自由さから好きなものだけを食べてやせたいと飛びつく方もいらっしゃるのかもしれません
なにを食べたら良いか、食べないべきかのルールが明確ではないので、カロリー制限は食事法として破綻しているといっても過言ではありません。
……いきなり結論から言ってしまいましたが、その他にもカロリー制限の問題点はあります。
1日だけならメリットもあったので、カロリー制限の体験談を交えてお伝えしていきます。
カロリー制限ダイエットとは?やり方は?
カロリー制限ダイエットでは、摂取カロリーと消費カロリーという言葉がカギとなります。
摂取カロリーは、その名の通り食べたり飲んだりで1日の中で摂取したカロリー。
消費カロリーは、睡眠や日常生活、運動などで1日に消費した分のカロリーのこと。
運動以外の日常的な動作で消費する最低限のカロリーは基礎代謝量と呼ばれ、消費カロリーの目安となっています。
摂取カロリーを消費カロリー(基礎代謝量)より抑える、または運動などで消費カロリーを多くすることをカロリー制限と呼びます。
摂取カロリーが消費カロリーを上回ると肥満につながると考えられます。
カロリーという概念が無意味とまでは言いませんが、摂取カロリーうんぬんの理論自体が間違いなことを次章で解説します。
その基礎代謝量、信頼して大丈夫?
まず注目すべきは、消費カロリーの基準として知られる基礎代謝。
自分は〇〇歳、体重は〇〇キロの基礎代謝量をネットで調べて
「わたしの基礎代謝量は1200キロカロリーなんだ」
と摂取カロリーを1200キロカロリー以下に減らす。
大体のカロリー制限実行者はこのプロセスをはさんでいます(自分の基礎代謝量関係なくやみくもにカロリーを減らす方もいますが……)
でも、基礎代謝はそう簡単に計れるものではありません。
自分の正確な筋肉量、ご存知ですか?
呼吸法は?
年齢・体重・性別だけで基礎代謝量は判断できません。
現在の体重をキープするのに必要なエネルギー量「維持カロリー」
維持カロリーとは、1日に最低限必要なカロリーとして使われる数値です。
かなり大まかではありますが基礎代謝よりは正確度が高いので、計算すれば自分の体重を維持できるだけのエネルギー量が分かります。
「自分の体重×22」に自分の状態に合わせた数値(表参照)をかけて計算します。
1日の運動量が15分以下 | かける数値「1.2」 |
週に1~2時間の運動(有酸素、無酸素問わず)をしている | かける数値「1.35」 |
週に3~5時間の運動(有酸素、無酸素問わず)をしている | かける数値「1.5」 |
週に6~7時間の運動(有酸素、無酸素問わず)をしている | かける数値「1.65」 |
週に7時間より多く運動(有酸素、無酸素問わず)をしている | かける数値「1.75」 |
維持カロリーが普通のカロリー制限でいう「基礎代謝量」になるので、単純計算すると維持カロリーの数値を守って食事すれば体重が増えも減りもしません。
長期的なカロリー制限ダイエットはオススメしませんが、断食や短期で定期的にカロリー制限したい方は自分の維持カロリーを知っておいた方が良いでしょう。
カロリー制限でやせる理由もやせない理由も身を削っているから
摂取カロリーと消費カロリーは比例しています。
カロリー制限を続けていくとやせないというのは、摂取カロリーを減らしていくと基礎代謝量も減っていき、
「これ以上摂取カロリーが減っていくと生命維持ができない」
と体が判断してしまったときには基礎代謝量がものすごく低くなっている状態になるから。
どれだけ食事制限してもやせない体になってしまうのです。
筋肉は体脂肪が4%まで落ちないと分解されないシステムになっていますが、カロリー制限を続けていると体が命の危機を感じて筋肉の分解を命じてしまいます。
断食と違い多少エネルギーが入ってくるので、そのエネルギー分だけでなんとか生きようと体が適応しようとするのです。
(断食中は体内の糖や余分なたんぱく質をエネルギーにするので筋肉の分解はおきません)
カロリー制限は長く続けているとやせない体質に変わってしまう危ないダイエット法です。
逆に、毎日体に良い油を摂って3500キロカロリーの生活を続けていて体も心も健やかな生活をしている方もいます。
健康のためにはカロリーを減らすからやせるという考え方に至った時点で黄色信号です。
低カロリーのメリットとデメリットの体験談
かれこれ1年以上糖質制限を続けているひめりは
糖質制限はカロリー制限より安全で体に良いはず……!
と感じていたので、カロリー制限についての記事を必ず書こうと考えていました。
少しずつ記事の公開に向けて執筆を進めていましたが、「ひめり自身が短期の(意図しない)カロリー制限で変化があった」ので急遽カロリー制限による個人談を追加します。
結論から挙げると、1週間のカロリー制限で生活に支障が出ました。危険です。
1日低カロリー食で食欲減退?
低カロリーも1日だけなら思わぬメリットがありました。
筆者ひめりは糖質制限者なのですが、ちょくちょく糖質を食べてしまう生活が続いたとき、気付いたらシュガーバーニング(糖質をエネルギー源とする人)の体質に戻ってしまいました。
具体的には、激しい空腹感があり(糖質制限を続けていると辛い空腹感がなくなります)おなかが空いて、ずっと食べ物のことを考えている脳に……。
その日も例にもれず、お昼前の授業中に「なんとなく焼きそば食べたい……いや、食欲に負けるな」とぼんやり考え事。
しかし、1ついつもと違うことが。
朝ごはんを食べずに学校に来て、お昼ご飯は学校で食べ、夜はご飯の前に寝てしまいました。
つまり超低カロリー。
すると翌朝、炭水化物を食べたいという欲望が消えていました。
厳密にいえば、炭水化物を食べたい気持ちが偽の食欲(お水やトマトジュース、ヨーグルトなどで小腹を満たせば収まる)と認識できるようになっていました。
その後もなんとなくの「食べたい」より、「食べて後悔したくない」が勝つので自然と偽の食欲そのものがなくなっていきました。
体も心もデトックス……的な?体内でクレンジングができた感覚です
低カロリーが続いて栄養不足に
ひめりはいつも午後9~10時に寝て午前5時~5時半に起きる生活をしています。
朝ご飯を食べる日は、朝ご飯を食べるか時間がなければ油入りトマトジュースを飲んで出発します。
が、とある週は寝坊が続き、結局月~金の間に1回しか朝ごはんを食べませんでした。
ひめりは意識的に朝ごはんを食べないで学校に行くことはちょくちょくあるので問題ないのですが、問題は夜ご飯。
その週はなぜか夜7~8時にパタリと寝てしまい、お昼ご飯だけを食べる生活に。
いつもはいちばん楽しみにしている金曜日の夜も8時に就寝をしてしまいました。
土曜日も普段は7時には起きるひめりが、12時までベッドでゴロゴロ。
朝5時には目が覚めていたのに、いつもと違い起き上がらずにその時間までベッドで過ごしていました(今思えばこの時点でエネルギー不足が起きている……)
日曜日。朝ご飯を食べずにお昼ご飯だけ。夜ご飯の時間も寝ていたので食べずに翌日を迎えました。
月曜日、何回起こされても起きられず。
まぶたもパッチリ開いて意識はあるのですが体が起き上がれず……結局、14時半に起床。
親に「明らかに食べなさすぎだから食べられるもの食べなさい」と心配されました。
「起きられませんでした」で学校を休むなんて良くないので、これからはきちんと食べようと決意……。
カロリー制限続けてたら倒れちゃうよ……
1年以上続けている糖質制限ではこんなことに縁はなかったので、糖質制限は安心安全な食事法なんだなと実感しました。
意図的にカロリー制限をしていた訳ではないのですが、カロリー制限恐ろしや……。
体に良いあぶらは体に害をなさない
おかずをいっぱい食べるのは体調的に難しかったので、MCTオイル、えごま油、オリーブオイル……いつもの2倍くらい油を摂ってカロリー補給したら火曜日は起きられました。
あぶらをいっぱい!?
驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、ひめり自身の経験では体に良い油は食べても胃もたれや気持ち悪さは起こりません。
逆に、使いまわしされているあぶら(酸化したあぶら)で揚げられた揚げ物は1口目でキツいと感じます。
食事改善をする前は平気で食べていたので、えごま油やMCTオイルなど体に良い油を積極的に摂るようになって体に悪い油をはねのける体質になったと思います。
外食産業で使われるあぶらは酸化していたり、トランス脂肪酸の問題があったりでほとんどが体に悪いです。
例をあげれば、外食やお惣菜のお店で出てくる、焦げていないのにやたらと揚げ色の濃い揚げ物は体に悪いあぶらで揚げられています。
揚げ物だけではなく、焼き物やネギトロなど……あぶらはいろんなところで使われています。
美容・健康のためには、食べる頻度を減らしたりスッパリやめてしまうのが良いです。
ガチでやせたいならカロリー制限じゃなくて糖質制限
糖質は摂った分だけ体の脂肪になってしまいます。
カロリーを気にして、自然と太りやすい食べ物を選ぶことになってしまっては本末転倒!
カロリー制限食はや低脂肪食は、自然と高糖質になっていくだとか……
夜ご飯の炭水化物を食べないだけでもダイエット効果があるってご存知でしたか?
カロリーと違い、糖質は全カットでも問題ありません。
脂肪燃焼に最適なオイルを使えば、あなたのダイエットをサポートしてくれます。
ココナッツ由来の安全なMCTオイルで、健康的にやせましょう!
まとめ
ダイエットのための食事制限ではなく、体に良い食事法がダイエットになるのです。
カロリーではなく栄養素を見て、健やかな食生活を送りましょう。
Have a nice day……♡
コメント