この記事の要点は
「メイクやスキンケアが好きでも夜だけ肌断食はすべき!!」
です。
夜もスキンケアしないとお肌が乾燥しちゃうんじゃない……?
美を保つためには、お肌を「まさつ」や「刺激」からお休みさせてあげることが大事なんです!
♡夜だけ肌断食がお肌に良い理由
♡気になる好転反応について(一時的なお肌の悪化)
この記事では、美容家の石井美保さんも40代になってから始めたという夜だけ肌断食について10代の筆者ひめり(+50代母)の体験談をもとにご説明します♪
自称シンプルケア派が無駄をそぎ落とした
「夜だけ肌断食」中のスキンケア&洗顔
☆夢宮ひめりの場合☆ 朝:パターン1,ワセリンか界面活性剤不使用のクリームで保湿+界面活性剤不使用の日焼け止め :パターン2.スキンケア(パターン1)の後にメイク :パターン3.日焼け止め効果のあるパウダーのみ 夜:なるべく添加物が少ない純石けんorメイクをした日はマナラのクレンジングで顔を洗って終わり
※2022/6/4追記:最近はパウダーだけの生活をしています
夜だけ肌断食のやり方はその名の通り、夜はスキンケアをしないで寝ること。その代わり、きちんと日中の汚れを落としてあげます。
ひめりの場合、夜にピーリング兼スペシャルパックとしてヨーグルトココアパックをすることもあります。しかし、洗い流し後のスキンケアはしません。
「夜はお肌に栄養を与えたい!」
「スキンケアをやめたくない!」
という方は、美容液を塗って寝るのではなく、塗ってから洗い流すケアをしてみましょう。
朝洗顔のやり方は人それぞれになりますが、ひめりは朝の洗顔時に泡を流すのがストレスだったので、朝は思い切って洗顔料を使わない洗顔に踏み切りました。
朝か夜のどちらかは、日替わりで美容効果のある液体を使って洗顔します。
洗顔には、ピーリング目的で牛乳を使うこともありますが、主に美白目的で紅茶や緑茶を使います。
紅茶はハイドロキノン、緑茶にはカテキンといったポリフェノールが含まれています。
ポリフェノール類は”お肌を活性酸素から守ってくれる・修復する”働きがあるので、洗顔に使うだけでも美容効果を得られるのです。
お肌に浸透させなくても、表面に塗るだけで効果を発揮してくれますよ。
最近は朝はお水で、夜は紅茶で洗顔するパターンが多いです。
ヨーグルトパックや牛乳洗顔など、乳製品を使うケアは週1~3でとどめます(食品なので市販品に比べ作用がマイルドとはいえ、ピーリングはやりすぎ禁物です)
※「夜だけ肌断食」の先駆者、宮本洋子氏は朝も石けんで洗顔すべきと仰っています。
一方で、ふつうの肌断食(朝晩スキンケアしない)の提唱者の宇津木龍一先生、肌断食の体験談の本を書かれている平野卿子氏は朝は石けんを使わないとのこと。
思い込みからの脱却~夜だけ肌断食をする前の話~
当時、わたしには「毛穴の出現」という壁がおおいはだかっていました。
どうにかしようと奮闘する毎日。
化粧品に含まれる合成界面活性剤などの害は知っていたので、オイルだけを顔と全身に塗るシンプルケアをしていました。
食事面でも、糖質がお肌に悪いことを知って以来、お家で炭水化物やお菓子を食べない生活を続け……(同時に、炎症を抑えるオメガ3の油の摂取を心がけています)
それでも、悩みの毛穴(鼻のボツボツ)は一向になおらず。
「油分のあるなにかしらを塗って、お肌にふたをしないとお肌が乾燥しちゃうじゃない!」
合成界面活性剤の化粧品をやめてもお風呂上がりのオイル(化粧用のごま油)を続けていたのには、”何かを塗らなきゃいけない”という思い込みがあったのです。
そんなある日、いつも通り保湿剤としてごま油を取り出したわたしに、お母さんは言いました。
「毛穴つまっちゃうよ?」
当たり前の言葉だけど、そのときようやく気付いたのです。
毛穴の汚れを落とそうと日々奮闘してるのに、スキンケアで毛穴にまでふたをしている……!?
その後、肌断食に出会って目からウロコが落ち、実践を考えましたが
紫外線対策が心配だから、日焼け止めクリームは塗りたい……
という思いが募って肌断食を断念しました。
しかし、その後、夜だけ肌断食を知り、実行し始めました。
夜だけ肌断食を実行し始めて半年。おかげさまで今では毛穴が見えません。
ちなみに、わたしの毛穴詰まりの理由は、去年の春休みに日焼け止めをつけた状態で30分~2時間お昼寝する生活が2週間続いたからです(自業自得すぎる……)
それまではなんともなかったのに、2週間目に突入していきなり人生ではじめての毛穴が見えたことを、驚いたのを覚えています。
「お家の中でも紫外線対策……!」と意気込んだ結果、人生ではじめて毛穴が出没……。
(今思えば、日焼け止めを塗ってお昼寝もスキンケア商品を塗ってから寝るのも同じようなものだった……?言い過ぎ?)
現状での化粧品に対する視点
今では朝も夜も何種類もの化粧品を塗るなんて考えられないです。
寝る前に顔がベタベタなんて尚更。
わたしは朝のスキンケアでごくたま~に乳液を塗るのですが、髪の毛にもひっつくし顔に油がまとわりついた感じがいやで……。
(3/14追記:今は使うスキンケア商品をHEMUEさん製品とワセリンのみにしぼったため、乳液もやめました)
スキンケアのために髪の毛を結んでほどいてからお肌に張り付いてベタベタするの、夜だけ肌断食実行前から不快に感じていたんです。
こう考えたら、スキンケアによるストレスって結構あった……?
朝のスキンケアに関しては、Hemueさんというブランドのスキンケア商品はベタベタせずに肌馴染みが良いのでお気に入りです。
手の甲に塗るものは成分にさえ気を付けれてベタベタが続かなければさほど気にならないですが……(手にも日焼け止めは必須!!)
前々からHemueさんの商品だけはひめりが顔・首に塗ることに対して1回もストレスを感じていませんでした。
(4/11追記:日焼け止めが「ナチュパラソル」から「グローイングオン」に変わり前より塗った直後はベタつくようになりましたが他製品よりマシと感じます)
♡
保湿剤としてワセリンを推すひめりのオススメは、1番純度が高いサンホワイト!
朝のスキンケアにもオススメですし、肌断食初期の耐えられないピリピリにもこれ1本。
ひめりは、メイク前の保湿にも使用しています!
ワセリンを塗って乗り越えましょう♪
まさつと成分と洗い流しによる負担はなによりも大きい
日焼け止めにしろ美容液にしろ、なにかを塗るということは必然的にお肌にまさつを与えます。
どれだけ気をつけても、まさつ0は不可能です。
これには最近気が付きました。
夜だけ肌断食で毛穴という悩みがなくなったひめり個人としては、肌断食によって不要なダメージ(スキンケアの負担とまさつによる衝撃)を与えなくなることも肌断食で美肌になる一因だと考えています。
スキンケアでお肌にかかる負担はまさつだけではありません。
お肌に良いから与えようと思っているその成分も、刺激なのです。
夜は、お肌が自分で回復する時間。
スキンケアは紫外線やほこりなど外気から自分の肌を守るためのものであって、寝る前にはいらないとつくづく思い知らされました。
なにも塗らないで寝る方が、寝ている間にお肌が自分で修復してくれます。
ぶっちゃけ、今は「日焼け止めクリームもナシにする完全な肌断食もアリなのでは……?」と考えていますがそれは別記事で。
肌断食で3回肌が白くなったから日焼け止めクリームの必要性を考える
目に見えて実感したメリット~毛穴とトーンアップと肌力~
1.毛穴の改善
なんだかんだとここまで引っ張ってきましたが、ひめりの夜だけ肌断食の体験談は、悩まされていた鼻のポツポツ毛穴が3ヶ月ほどでいきなり改善してくれたことです。
肌悩みの改善、これこそ夜だけ肌断食の醍醐味ですね。
1年以上良くなっては悪化してを繰り返していたのに、夜だけ肌断食により3ヶ月で完治してくれました。
肌断食をすることで、お肌の排出力が高まることを身を持って知りました。
(去年の5月頃からはじめ、夏休みには毛穴の開きは目立たなくなっていましたが、毛穴の黒ずみにはさらに時間がかかりました)
毛穴の改善には肌断食+朝に水で良いから毎日洗顔をすることも必要不可欠です。
保湿クリームorワセリン+日焼け止めクリームをやめて、フェイスパウダーのみにしたらあまり毛穴に悩まされないようになりました。
【とことんお肌に負担をかけない】日焼け止めはパウダーしか勝たん!
2.白肌
毛穴が良くなった後も、生まれつき色が白いためか美容に目覚めてから日焼け止めを塗ったり日傘を使い始めたりした2年間の間でもトーンアップを感じなかったわたしが
「前より白くなったなあ……」
と自分で気付くほど変化があったのは、夜だけ肌断食をはじめておよそ4、5ヶ月目のこと。
前までも知り合いの大人やお友達から「お肌が白い」とほめられることはありましたが、最近では知らない人(通りすがりのおばあ様とか)にも「白いねえ」と声をかけられるようになりました。
美白を目指したい人は、スキンケアせずに早く寝る!!
メラニンの排出、ターンオーバーの促進などといった効果が謳われている医薬部外品も朝に使いましょう!!
洗い流すタイプの手作りパックはたまにお風呂で行っています。
寝るときにお肌になにも塗っていないことが重要☆
3.お肌が強くなった
実は、前述のふたつが何ヶ月もかけた結果なのに対し、こちらは1ヶ月経ったかどうかで実感できました。
わたしは紫外線には弱く、日焼け止めを塗っても5分ほどでお肌が赤くなってしまいます。
一方で、化粧品には強く、お肌に合わないものを使って肌トラブルを起こしたことがありません。
(吟味して選ぶから、コロコロ基礎化粧品を変えないからかも?)
そんなわたしでも、唯一使った後ピリピリした感覚があって刺激が強いと感じる化粧品がありました。
肌断食をはじめて1ヶ月ほどした頃、久しぶりにその製品を使ったとき、前まであった灼熱感を感じなかったのです。
夜だけ肌断食で、お肌そのものが強くなる……。
今現在肌トラブルを感じていない人でも、夜だけ肌断食をするメリットはあります!
朝も保湿のためのケアをやめるか、なるべくスキンケアの工程を減らした方が良いんですよ♡
好転反応について~10代と60代の違い~
筆者のひめり(10代)はスキンケア歴が短い(2年とちょっと)だったからか、好転反応は肌断食1ヶ月目に突如見えた粉ふきのみ。
それも鏡を見てはじめて気付くような、乾燥した感覚のないもの。
しかも、3日間ほど連続で出た後、それ以降は出現しませんでした。
お風呂上がりだけに訪れて、翌朝には消滅。
スキンケアをやめたことによるお肌の乾燥については、初期に
これがお肌の突っ張りかな?
という感覚を覚えたことはありましたが、寝る前には消えていました。
それに、痛み(肌断食初期でよく聞く「耐えられないピリピリ」)は一回も感じたことがありません。
ひめりの好転反応は「突っ張り→粉ふき→回復」という流れで、肌荒れや痛みは伴いませんでした。
ただし、スキンケアをしているとスキンケア商品に依存したお肌になってしまうのか、長くスキンケアをしていた人ほど好転反応はひどいようです。
とある60代の方のブログには
「自分は20代の頃からお化粧やスキンケアをしていたから好転反応が6~7年続いたけどそれでも肌断食を始めて良かった」
と書いてありました。
肌断食は何歳からはじめても遅くない美容法なんですね!
”夜だけ肌断食なら好転反応をそれほど心配しなくても大丈夫では……?”
というのがひめりの感想ですが、お肌って人それぞれ。
人目が気になる方は春休みや夏休みなど、長期休み中にチャレンジしてみて欲しいです!
(好転反応でお肌が荒れちゃっても毎日人に会う訳ではない&メイクで隠せるので……)
50代女性でも夜だけ肌断食で好転反応が起きないこともある
2022年7月19日追記:ひめりのお母さん(50代女性)が夜の保湿ケアをやめて2週間が経ちました。
メイクはファンデーション+アイシャドウ+アイブロウを欠かさずしていて、お風呂でマナラのホットクレンジングゲルや肌ナチュールの炭酸クレンジングを使ってOFF。
その後に塗っていた美容液、クリームをやめていました。
始めて2週間、本人の感想は
「始めてからもクレンジング後に顔が突っ張ったことがない」
「なにも塗らなくてもお肌がしっとりしていて嬉しい」
「まだまだくすみが気になる」
「マスクを着けているときはファンデーションをしなくて良いかも」
洗顔で汚れを落とすのはとても大切ですが、お肌のくすみには食事内容が大きく関わります。
→【糖化を実感】炭水化物+緑茶でやせたがブルべ肌に黄ぐすみが現れた
毛穴が小さくなってお肌のきめが細かくなりましたが、まだ色が白くなったとまでは言えません。
しかし、以前より明るい肌色に見えます(半トーンアップ?)
今までしていた夜のケアも50代にしてはシンプル(美容液&クリームだけ)だったとはいえ、50代でも好転反応が起きないことに驚きました。
洗顔後の顔の突っ張りがないということは、お肌に自分でうるおえる力があるということ。
母は甘いものが好きなので糖化による黄ぐすみはありますが、お野菜が大好き。
また、毎朝MCTオイルを摂っているので、体の内側から良質な油でうるおいが補給できているのかもしれません。
好転反応やお肌の突っ張りがあって辛い方は、食事を見直す(特に良質な油を取り入れる)ことでスムーズに肌断食ができるようになるかも♡
どうせだったらシャンプーもやめてみない?
お肌って洗いすぎやまさつ、暑いお湯でダメージを受けてしまいますよね?
頭皮もお肌って、知っていましたか?
シャンプーを使って頭皮マッサージをしながら熱いお湯で流し、ドライヤーをする……。
この1連の作業が頭皮を日々痛めつけてしまうのです。
1日シャンプーをしないだけで髪がベタベタになるひめりは、シャンプー依存から抜け出すために湯シャン(+脱・日焼け止めクリーム)に取り組んでいます。
お肌をいたわりたいあなたは、頭皮にも気をまわしてあげましょう。
【湯シャン体験談】10代がノー・プーに半年取り組んでいる経過観察
最後に
真冬の今でも、寝る前のスキンケアがなくてもひめりのお肌は乾燥知らずです。
いち個人の感想として、夜だけ肌断食をすることでのデメリットはありませんでした。
人によっては好転反応が顕著な方もいるかもしれませんが、それを乗り越えれば、紫外線対策以外でお肌のお手入れに気をまわす必要がありません。
夜だけ肌断食の成功のためには、洗顔料・クレンジング選びがカギを握ります。
石油系界面活性剤不使用のクレンジングや極力使われている材料が少ない石けんなど、洗浄剤選びは美容成分の数よりお肌に負担をかけないかを基準にして選びましょう!
これは持論なのですが、紫外線を避けて食べるものに気をつければお肌は幸せになってくれます。
手を込めて塗るだけがお肌に対する愛情ではありません。
「しない」選択肢、あなたも選んでみませんか?
♡
早くもひめりが夜だけ肌断食を始めて1年が経過しました。
美肌になりたい(キープしたい)あなたの手助けになりますように……。
Have a nice day♡
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